ゴルフクラブセッティングはシャフト選びも重要

プロゴルファーのクラブセッティングや最新クラブ・シャフト情報やゴルフクラブ、ギアに関する情報を書いています。

バンカーから簡単に脱出できるやさしいSW(サンドウェッジ)比較 おすすめ10本

いくら正しい打ち方を覚えても、バンカー嫌いが

確実に脱出するには、バンカーでのやさしさに特化したSW(サンドウェッジ)

を使う事がおすすめです。

 

バンカーショットがやさしくなるSW(サンドウェッジ)の条件

 

1 ハイバウンス

バウンス角が大きいと、ソールが砂を弾いてヘッドを上に持ち上げる力が大きくなるので砂に刺さりにくい。

 

2 幅広ソール

ソール幅が広くて砂にあたる面積が広いと、ヘッドが砂の中に潜りにくく、滑るように抜ける

 

3 グースネック

自然とハンドファーストに構えやすく、インパクトで左足に体重が乗ったバンカーショットがしやすい

 

バンカーがやさしいSWはアプローチもやさしい

ハイバウンス&幅広ソールのSW(サンドウェッジ)は芝の上でもソールが滑って刺さりにくいので、打点がズレてヘッドが手前に入っても、ザックリやチャックのミスになりにくい。

 

ヘッドが砂に潜らないようサンドウェッジを使おう!

バンカーから脱出できない大きな原因は2つ。

ひとつはヘッドが砂に潜って抜けない事。

もうひとつは砂の抵抗に負けてヘッドスピードが落ちる事でボールが前に飛ばない事。

 

そこで重要になるのがソール形状。

 

ハイバウンスや幅広ソールのモデルは、ヘッドが手前に入っても砂を爆発させながらボールを飛ばしたり、砂の抵抗が少なくヘッドがスピーディーに走るモデルがあります。

 

これらの条件を備えたモデルのサンドウェッジを使えばバンカーから簡単に脱出できる。

 

バンカーでやさしいSWは2タイプ

 

砂の爆発で出すサンドウェッジ

打ち込み型のスイングタイプのゴルファーに合ったSWです。

打点が多少ズレてもボールが飛ばせるます。

ヘッドを鋭角に打ち込んで、砂の爆発と一緒にボールを飛ばすタイプのSW。

ソールの弾きが強く砂の抵抗が強いので、ある程度パワーがあれば

打点がズレてもミスにならないやさしさがある。

 

抜けのよさで出すサンドウェッジ

払い打ちのスイングタイプのゴルファーに合ったSWです。

砂の抵抗が少なく、スピードが落ちない。

払い打ちのイメージで打てば、砂を薄く取りながら

ヘッドがスピーディー抜けてボールを飛ばすタイプのSW。

砂の抵抗が少なく、パワーがなくてもヘッドが走ってボールを飛ばしてくれる。

 

 

C-030 フォーティーン

爆発タイプ

ソールの深い溝がヘッドを持ち上げてミスにならない。

一番の特徴は真ん中に深い溝が入ったキャニオンソール。

リーディングエッジ側のソールが砂の中に滑り込み、

後ろ側のソールが砂を弾いてヘッドを持ち上げてくれる。

多少ヘッドがボールの手前に入ってもミスにならないやさしさ満点のウェッジ。

 

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

エンゲージウェッジ トゥスィープソール ナイキ

抜け

トゥ側の重さを利用してやさしくボールを飛ばせる。

 ソールのトゥ側にボリュームがある独特の形状で、

トゥ側の重さを感じながらヘッドが自然とターンする。

その分、ヘッドが走って砂の抵抗に負けずに抜けてくれるし、

フェースが返る力で飛ばせるので、アゴまで距離があっても脱出できる。

 

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

588RTX2.0CB クリーブランド

爆発

悪いライでも威力を発揮する幅狭ハイバウンス

フェース面積が広くて構えた時に安心感がある。

ソールはやや幅狭のハイバウンスで、ヘッドがボールの下にスッと入ったあとに、

バウンスが砂を弾いてボールを飛ばしてくれる。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

マックダディPMグラインド キャロウェイ

爆発

晩夏からのスピンがかかる操作性の高さが魅力。

トゥ側にボリュームがあってフェースを開きやすい形状。

またフェース全面に溝が入っていて、トゥ側の溝を使ってバンカーからスピンをかける事も出来る。

ソールはトゥとヒールを落としているが、真ん中のくぼみ部分が砂を弾いてボールを飛ばしてくれる。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

SSウェッジ マジックマリガン リンクス

爆発

ヘッドを打ち込むだけでOKの超幅広ソール

バウンス角がしっかり付いた超幅広ソールで、爆発力の強さはトップクラス。

グースネックのイメージ通りスクエアに構えて、

ボールの手前に打ち込むだけで簡単に脱出できる。

きれいに振り抜こうとするとソールが弾かれるので要注意。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

アイ2 コージ ウェッジ ピン

爆発

抜け

打ち方や状況を選ばず打てる万能ウェッジ

真ん中にくぼみがある幅広ソールで、打ち込むと砂の爆発を使えて、

払い打つとスパッと抜けてくれる万能タイプ。

グースネックでハンドファーストに構えやすく、

スクエアに構えて打っても簡単に脱出できるし、フェースを開いても打てる。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

SM5Kグラインド タイトリスト

抜け

オートマチックにヘッドが抜ける砂専用のボーケイ

ボーケイウェッジならではのシャープな顔だが、

幅広ソールが砂の上を滑る感覚があって非常に抜けがいい。

フェースを開かず、スクエアからクローズに構えてアプローチ感覚で打てば、

オートマチックに同じ高さの球でバンカーから脱出できる。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

ドルフィンウェッジ セミグースネック キャスコ

抜け

フェースを開けばソールが滑ってやさしさが倍増

ソールのヒール側が幅広になったローバウンスモデル。

フェースを開いて打つとヒール側のバウンスが効いて、

砂の上を滑るように抜けてくれる。

また、今までのドルフィンよりもグースネックになっていて、

左足体重で打ち込みやすくなっているのも特徴。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

トライプリンシプルウェッジ ヨネックス

抜け

抜けのよさと球の上がりやすさがトップクラス

ヘッド形状は特殊だか、フェースを開いて打つと砂の抵抗を感じない位スパッと抜ける。

カーボンシャフトで、ヘッドスピードが遅めの人でもヘッドを走らせられるし、

球が高く上がるのでアゴが近かったり、ピンまでの距離が近い場面で威力を発揮する。

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

 

KSウェッジ ゼロバンスWF マルマン

抜け

ラウンドソールで打ち込んでも払っても抜けがいい。

ソールの全面にラウンドがついた幅広ソールのローバウンス。

リーディングエッジの角を削り落としているので、

打ち込んでも払っても刺さらず抜けてくれる。

また、砂を取る量によって球の高さや距離感を打ち分けられる操作性の高さもある。

 

目玉 左足下り アゴ近 カフカ 硬い砂

 

松山英樹 クラブセッティング 飛距離やアイアンショットを支える14本のクラブ

ドライバー

SRIXON(スリクソン)ZR-30プロトタイプ

ロフト角/9.5度

シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI-8

フレックス/X

長さ/44.75インチ

バランス/D3

 

ドライバーは7年前のモデルを使用している様です。

ヘッドが小ぶりなドライバーが好みの様です。

そして男子プロには珍しく、フックフェースで

つかまりの良いドライバーを好んで使っています。

 

もう1つの特徴はシャフトは短めのものを使っている点です。

 

 

フェアウェイウッド

PIN(ピン)G-25

ロフト角/15度(3W)

シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI-8

フレックス/X

長さ/42.5インチ

かなりヘッドがシャローなフェアウェイウッドです。

打感がソフトで高いボールが打ち易いクラブです。

特徴だけを見てみると、アマチュアが使う優しいクラブと大差がありません。

 

 

ユーティリティー

SRIXON(スリクソン)Z・U45

ロフト角/18度(#2)

シャフト/ダイナミックゴールド S400

フレックス/X

長さ/42.5インチ

これはアイアン型のユーティリティーでアマチュアで使っている人は

少ないと思います。

一見すると完全にアイアンです。

しかし、細部を見るとソール幅が広く、ネックは短いです。

ヘッドも大きいので、構えてみて初めてユーティリティーと感じるかもしれません。

 

 アイアン

SRIXON(スリクソン)Z945 3~9番+ピッチングウェッジ

シャフト/ダイナミックゴールド S400

フレックス/X

昨年発売されたモデルのマッスルバックのアイアンです。

ネックが長く、リーディングエッジが削られているのが特徴で、

かなり「抜け」の良いアイアンではないでしょうか?

非常に操作性の高いアイアンです。

 

ウェッジ

クリーブランド588RTX2.0 プレシジョンフォージド

ロフト角

50°-10°

56°-10°

60°-12°

シャフト/ダイナミックゴールド S400

※56°のみX100

フレックス/X

このウェッジは松山プロ自信が監修しているクラブだそうです。

フェースの溝の端の角度を小さくしてスピン性能を高めています。

トウの下を削っていてカットに打つイメージのウェッジです。

松山プロの特徴として、全てバウンスが10°以上のハイバウンスを使用しています。

 

パター

スコッティキャメロン タイムレスGSS(ジャーマンステンレススチール)プロトタイプ

 

 

硬さより重さを重視 アマも参考になるクラブセッティング

松山英樹プロのイメージは300ヤード超のドライバーショットに加え、

ショートゲームとパッティングが上手いという人も多いのではないでしょうか?

 

我々一般のアマチュアにはとても参考にならないクラブセッティングと

お思いではないでしょうか?

 

しかし、意外とドライバーは優しいクラブを使っています。

松山プロくらいのパワーだと、もっとハードなクラブで曲りを抑えるクラブを使用しても良さそうですが、つかまりの良いドライバーを使用して、スイングでつかまり過ぎないように逃がしているのでしょう。

 

そして、アイアンでは硬いシャフトを使うより重いシャフトを使って、

「しなり」を重要視している様です。

 

3本のウェッジはショートゲーム巧者の彼のプレーを支えている原動力とも言えます。

 

アマチュアゴルファーが松山英樹プロのクラブセッティングを

参考に出来る点としては

 

・難しいクラブを抜いて、ウェッジを増やす。

・難しいクラブを無理に使おうとしない

・硬さに拘らず、スイングに合ったシャフトを利用する

 

といった所ではないでしょうか?

 

一番飛ぶドライバーはどれだ?飛距離・スペックを徹底比較2015検証

2015年モデルのドライバーで飛ぶと評判のドライバー16本を

スペック&3名のテスターの飛距離で徹底比較します。

 

ミズノ:JPX850

優しさと力強さを兼ね備える。

ディープフェース&低重心で、スピンを抑えた

強い球が飛び出す。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:312g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 220.9g 重い
重心距離 39.5mm やや長い
重心深度 38.2mm 深い
フェース高さ 59.6mm ディープ
スイートスポット高 35.7mm 標準
低重心率 60.0% 低重心
ネック軸回りMI 6579g㎠ やや小さい
テスター平均飛距離 248.5ヤード

 

 

本間ゴルフ:TW727 455s

安定したキャリーで飛ばせる。

重心が『深・長』で、でヘッドが緩やかに返って

高く真っ直ぐ飛ぶ。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:313g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 196g 標準
重心距離 40.5mm 長い
重心深度 39.4mm 深い
フェース高さ 57.4mm ややディープ
スイートスポット高 36.5mm やや高い
低重心率 63.6% 低重心
ネック軸回りMI 7636g㎠ 大きい
テスター平均飛距離 252.9ヤード

 

 

フォーティーン:ゲロンディーCT315

飛ぶ要素がふんだんに詰まっている。

構えた時は大きく見えないが、

重心は深めで球が上がりやすい。

  

ロフト角:9度

クラブ長:47.75インチ

クラブ重量:305g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 190.4g 軽い
重心距離 41.7mm 長い
重心深度 37.7mm やや深い
フェース高さ 53.4mm シャロー
スイートスポット高 35.6mm 標準
低重心率 66.7% 高重心
ネック軸回りMI 7065g㎠ 標準
テスター平均飛距離 254.2ヤード

 

 

グローブライド:オノフ赤

上がりやすい・曲がらない・つかまる。

球の上がりやすさ、捕まりやすさ、

芯の広さと多くの項目でトップクラスのドライバー。

 

ロフト角:10度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:302g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 192.6g 軽い
重心距離 36.2mm やや短い
重心深度 38.0mm 深い
フェース高さ 54.1mm ややシャロー
スイートスポット高 34.9mm 標準
低重心率 64.5% 標準
ネック軸回りMI 6460g㎠ やや小さい
テスター平均飛距離 244.4ヤード

 

 

プロギア:iDナブラRED

楽に振れて楽に飛ぶシニアモデル。

重心の深さ&高さでキャリーが稼げる。

ヘッドが軽くて振り抜きやすい。

 

ロフト角:10.5度

クラブ長:46インチ

クラブ重量:272g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 182.9g 極軽
重心距離 40.8mm 長い
重心深度 41.6mm 深い
フェース高さ 56.3mm 標準
スイートスポット高 37.2mm 高い
低重心率 66.1% 高重心
ネック軸回りMI 7411g㎠ 大きい
テスター平均飛距離 247.4ヤード

 

 

ヤマハ:リミックス02

ハイドローが打てる重心設計

球が上がりやすい事に加えて「短重心」で

つかまりやすさも十分。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:300g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 196.8g 標準
重心距離 34.5mm 短い
重心深度 37.1mm やや深い
フェース高さ 57.0mm ややディープ
スイートスポット高 35.4mm 標準
低重心率 62.1% 標準
ネック軸回りMI 6272g㎠ 小さい
テスター平均飛距離 251.1ヤード

 

 

テーラーメイド:グローレF

優しいだけでなく操作性も◎
ヘ ッドスピードが速くなくてもスピンが確保できて、
安定したキャリーが出る。

 

ロフト角:10度
クラブ長:46インチ
クラブ重量:293g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 194.1g やや軽い
重心距離 40.7mm 長い
重心深度 36.0mm 標準
フェース高さ 56.9mm 標準
スイートスポット高 37.9mm 高い
低重心率 66.6% 高重心
ネック軸回りMI 6471g㎠ 小さい
テスター平均飛距離 240.5ヤード

 

 

ピン:G30LSテック

ロースピンでストレートにデカく飛ばす。 重心は深いが、ノーマルモデルに比べれば浅めでスピンが少ない

 

ロフト角:9度

クラブ長:45.75インチ

クラブ重量:312g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 204g 極重
重心距離 43.9mm 極長
重心深度 41.5mm 深い
フェース高さ 60.0mm 超ディープ
スイートスポット高 35.5mm 標準
低重心率 5932.0% 低重心
ネック軸回りMI 8690g㎠ 極大
テスター平均飛距離 250.9ヤード

 

 

ナイキ:ヴェイパーフレック

ライナーで突き進む極重ヘッド。
深重心が目立つ中では数少ない「標準深さ」。ボールが前に行く。

 

ロフト角:9.5度
クラブ長:45インチ
クラブ重量:316g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 206g 極重
重心距離 41.5mm 長い
重心深度 36.6mm 標準
フェース高さ 54.5mm ややシャロー
スイートスポット高 36.3mm やや高い
低重心率 66.6% 標準
ネック軸回りMI 7196g㎠ やや大きい
テスター平均飛距離 245.7ヤード

 

 

タイトリスト:915D3

アスリートがガツンと叩ける! 重い、長い、深いの外ブラを代表するヘッド。

パワフルに飛ぶ。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.25インチ

クラブ重量:326g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 202.5g 重い
重心距離 40.7mm 長い
重心深度 39.4mm 深い
フェース高さ 59.2mm ディープ
スイートスポット高 36.9mm やや高い
低重心率 62.3% 標準
ネック軸回りMI 7593g㎠ 大きい
テスター平均飛距離 243.9ヤード

 

 

スリクソン:Z545

標準的な中にも優しさがある。

全体的にオーソドックスで、幅広い層が打ちこなせるアスリートモデル。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45インチ

クラブ重量:307g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 201.6g 重い
重心距離 38.7mm 標準
重心深度 37.2mm やや深い
フェース高さ 55.7mm 標準
スイートスポット高 34.4mm 標準
低重心率 61.8% やや低重心
ネック軸回りMI 6961g㎠ 標準
テスター平均飛距離 253.2ヤード

 

 

プロギア:iDナブラRS01

 クセがなくて振りやすく、力強く飛ぶ。

バランスの取れた、低・深重心のディープフェースで、

強い球が飛ぶ。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.25インチ

クラブ重量:305g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 196.5g 標準
重心距離 37.2mm 標準
重心深度 39.5mm 深い
フェース高さ 58.2mm ディープ
スイートスポット高 35.3mm 標準
低重心率 60.7% 低重心
ネック軸回りMI 7023g㎠ 標準
テスター平均飛距離 256.1ヤード

 

 

マルマン:マジェスティロイヤルブラック

優しさに叩ける要素をプラス。

アスリートも飛ばせる「黒いマジェスティ」

従来の優しさも備える。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:46.5インチ

クラブ重量:296g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 190.3g 軽い
重心距離 38.2mm 標準
重心深度 37.3mm やや深い
フェース高さ 58.5mm ディープ
スイートスポット高 36.3mm やや高い
低重心率 62.1% 標準
ネック軸回りMI 6959g㎠ 標準
テスター平均飛距離 255.9ヤード

 

 

テーラーメイド:R15 460

浅くて低い重心により前へ前へ。

低・浅重心によってロースピンの球に。

大型ながら操作性も良い。

 

ロフト角:10度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:312g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 203.5g 重い
重心距離 40.0mm 長い
重心深度 33.4mm 浅い
フェース高さ 54.6mm ややシャロー
スイートスポット高 33.4mm 低い
低重心率 61.2% やや低重心
ネック軸回りMI 6243g㎠ 小さい
テスター平均飛距離 238.1ヤード

 

 

ブリヂストンゴルフ:J715B5

低スピンのライナーでランも稼げる。

445ccと小ぶりで浅重心のロースピンヘッド。

操作性にも優れる。

 

ロフト角:9.5度

クラブ長:45.5インチ

クラブ重量:305g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 195.9g 標準
重心距離 30.9mm 極短
重心深度 32.4mm 浅い
フェース高さ 57.3mm ややディープ
スイートスポット高 34.6mm 標準
低重心率 59.6% 低重心
ネック軸回りMI 5051g㎠ 極小
テスター平均飛距離 254.3ヤード

 

 

キャロウェイ:XR

優しく安定して飛ばせる。

深めの重心と高めのスイートスポット高でキャリーが稼げる。

球がつかまりすぎない。

 

ロフト角:9.5度 クラブ長:45.5インチ クラブ重量:299g

 

項目 数値 相対性
ヘッド重量 195.5g 標準
重心距離 40.0mm 長い
重心深度 37.8mm やや深い
フェース高さ 57.5mm ディープ
スイートスポット高 36.7mm やや高い
低重心率 63.8% 標準
ネック軸回りMI 7150g㎠ やや大きい
テスター平均飛距離 250.7ヤード

 

 

各ドライバーのスペックデータの解説。

 

重心距離

シャフトの中心線からヘッドの重心までの長さ。

これが短いとヘッドをターンさせやすく球がつかまりやすい。

長いとヘッドが緩やかに返って球が引っかかりにくくなる。

 

 重心深度

重心が深い程、インパクトでヘッドのお尻が下がってロフトが寝るので、

球が上がりやすくなる。

重心が浅いと、球の高さやスピン量が抑えられて吹き上がらない。

  

フェース高さ

フェースが高いほど『ディープ』

小ぶり見えて、スピンを抑えた力強い球が出やすい。

低いほど『シャロー』

投影面積が大きくなりボールが上がりやすい。

 

 低重心率/スイートスポット高

低重心率が小さくて(低重心)スイートスポットが低いほど、

縦のギア効果による「高打出し&低スピン」の球が出やすくて、

力強い弾道を飛ばせる。

 

 ヘッド重量

ヘッド重量が重いほど、インパクトの衝突エネルギーが大きくなって

「重い球」が飛ばせる。

ヘッドが軽いと、速く振り切れるのでヘッドスピードが上がりやすい。

 

 ネック軸回りMI

ヘッドを返しやすいか、返しづらいかを表す。

この数値が小さいほどフェースローテーションがしやすくて、

ボールをつかまえたり球筋を操ったりしやすくなる。

2015年パター人気ランキング オデッセイワークス2-ボールファングがぶっちぎり

今本当に売れているゴルフギアはコレ!

(パター編)

 

順位 パター名 メーカー名
1 オデッセイワーク キャロウェイ
2 スコッツデール PIN(ピン)
3 オデッセイ ホワイトホットプロ キャロウェイ
4 スコッティ・キャメロン セレクト14 アクシネットジャパンインク
5 ケーデンスTR PIN(ピン)
6 オデッセイデュアル フォースクラシック キャロウェイ
7 スコッティ・キャメロン フォーチュラX5 アクシネットジャパンインク
8 カーステンTR PIN(ピン)
9 アークワン テーラーメイド
10 アークワン ツアー テーラーメイド

 

長年、パター市場での最大シェアを長年維持するオデッセイだが、

その2015年モデルワークシリーズもシェアでは2位にダブルスコアの

大差をつけてトップとなっている。

 

オデッセイシリーズは1つのシリーズで複数のヘッドが販売されるが、

今回の『ワークシリーズ』では、『2-ボールファング』が

すば抜けて高いシェア率を記録。

 

昔の2・ボールパターとはヘッド形状は異なっているが、

現在のパター市場でも、やはり2ボールが強い。

 

 

上位モデルを見てみると、

『オデッセイ』

『スコッティ・キャメロン』

『PIN(ピン)』

の3ブランドが上位8位までを独占する状態だが、

その中でもランキング4位の

『スコッティ・キャメロン セレクトシリーズ14』は、

平均実売価格は約4万円前後とずば抜けて高い点が注目である。

 

その値段でも、ジワジワとシェアを上げている事からも、

現在のゴルファーは「価格(安さ)」だけではない

付加価値を求めているのだと思う。

 

また、最近は専門店や工房を中心に「ベノック」などの

超高級価格帯に属するパターが好調だという。

 

不景気と言われるゴルフ市場ではあるが、

パターだけは「高くても売れる時代」が続いているといえるだろう。

 

 

人気の秘密は? 1位のメーカーに聞いてみた

特に『2-ボールファング』は好調です。

従来の『2・ボール』よりアライメント部分を軽量化して

「余った重量」をヘッド外周に配置しています。

その効果でより安定した転がりを実現しました。

 

 

今後の展望は?

トップダウンの影響が・・・・

これまでパターの人気は、トッププロが異形状のマレットパターを

使用する事で、「そのモデルが大ヒットする」という

流れがあったが、近年はプロが異形状のマレットパターを

使用する事は、もはや「驚き」ではなくなり、

トップダウン効果も薄れつつある。

 

 

イ・ボミのクラブセッティングはウッドの統一とアイアンのカーボンシャフトがポイント

 

ドライバー

ツアーワールドTW727 455(本間ゴルフ)

ロフト角/10.5度

シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R

本間ゴルフの『TW727』シリーズのドライバーは、
ヘッド体積が430㎤・455㎤・460㎤の3タイプがあるが、
イ・ボミが愛用するのは455㎤。
また、市販品はウエイトがヒール側とセンター側の2箇所にいるが、
イ・ボミのドライバーは1箇所のみの専用モデル。

 

フェアウェイウッド

3W
ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)

ロフト角/15度

シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R

 

5W
ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)

ロフト角/18度

シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R


2本のフェアウェイウッドも『TW』の2014年モデルで、
シャフトはドライバー3番ウッド、5番ウッドともに
重さも同じ「YA55(R)」で統一している。
ウッドシャフトの「ウィザードYA」は先調子で
先端の動きが大きい、いわゆる弾き系のタイプ。
シャフトで飛ばすクラブですね。

 


ユーティリティー

ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)

ロフト角/21度

シャフト/ウィザードUT650
フレックス/SR

アスリートモデルとして開発された小型のユーティリティーで、
こちらも、ドライバー・フェアウェイウッドと同じ『TW』シリーズ。
これを4番アイアンの代わり愛用。

 

 

アイアン

ツアーワールドTW727Vn(本間ゴルフ)

シャフト/ウィザードIB85
フレックス/SR

5番アイアン~10番アイアン


マッスルバック・ハーフキャビティー・キャビティー・
ポケットキャビティーの4形状をラインナップしている
『TW27』シリーズの中からハーフキャビティーの『Vn』を愛用。
シャフトはスチールではなく、こちらも本間ゴルフ純正カーボンシャフトの
『ウィザードシリーズ』を使用。


ウェッジ

ツアーワールドTW-W(本間ゴルフ)

ロフト角/48度

 

ボーケイデザイン SM5ウェッジ(タイトリスト)

ロフト角/52度
バウンス/08度

 

ロフト角/58度
バウンス/07度

 

パター

オデッセイ ホワイト・ライズiX#1SH

ロフト角/3度
長さ/33インチ


2013年頃シーズンから長く愛用していているパターで、
ヘッドはほぼ市販品と同じだが、ソール全体に鉛を貼り、
重量アップによる”安定感”を出している。

 

 

ウッドの統一が好調の秘訣

第1回目ですが、女子プロのクラブセッティングをご紹介します。
男子プロに比べて、女子プロはウッドを中心に14本を構成しています。

特にイ・ボミ選手はドライバー、3番ウッド、5番ウッド、ユーティリティーまでが
同じツアーワールドシリーズで統一されています。
(ドライバー以外は前年モデル)

コレだけ統一感を出すと、同じリズムで打ちやすくなるので、
「ドライバーは良いけど、FWはダメ」という事が少なくなります。

アマチュアゴルファーも是非参考にして欲しいですね。

また、注目はドライバーから5番ウッドまでシャフトも同じです。
『ウィザードYA55-フレックスR』
メーカーやモデルだけでなく、フレックスも重さも同じ物で統一されています。

今までクラブセッティングの常識として、

シャフトはドライバーが一番軽くて、3番、5番と少しずつ重くするのが正しい。

とされてきましたが、最近はイ・ボミ選手の様に同じ重さで揃える選手が、
特に女子プロには増えてきましたね。


というのも、ドライバーはティーアップして打ちますが、
フェアウェイウッドは地面にあるっボールを打つので、
少しでも「振りやすいクラブ」にしたいという狙いからです。


あとアイアンを5番アイアンからにしたり、今時のストロングロフトとアイアンと
「つながりが良くなる」ように48度のウエッジを入れるなど、
ウッドの統一感や、シャフトの選び方まで、全てがアマチュアに参考になる。

「優しさ重視のクラブセッティング」

このままでの14本でも、十分アマチュアの武器になると思います。