バンカーから簡単に脱出できるやさしいSW(サンドウェッジ)比較 おすすめ10本
いくら正しい打ち方を覚えても、バンカー嫌いが
確実に脱出するには、バンカーでのやさしさに特化したSW(サンドウェッジ)
を使う事がおすすめです。
バンカーショットがやさしくなるSW(サンドウェッジ)の条件
1 ハイバウンス
バウンス角が大きいと、ソールが砂を弾いてヘッドを上に持ち上げる力が大きくなるので砂に刺さりにくい。
2 幅広ソール
ソール幅が広くて砂にあたる面積が広いと、ヘッドが砂の中に潜りにくく、滑るように抜ける
3 グースネック
自然とハンドファーストに構えやすく、インパクトで左足に体重が乗ったバンカーショットがしやすい
バンカーがやさしいSWはアプローチもやさしい
ハイバウンス&幅広ソールのSW(サンドウェッジ)は芝の上でもソールが滑って刺さりにくいので、打点がズレてヘッドが手前に入っても、ザックリやチャックのミスになりにくい。
ヘッドが砂に潜らないようサンドウェッジを使おう!
バンカーから脱出できない大きな原因は2つ。
ひとつはヘッドが砂に潜って抜けない事。
もうひとつは砂の抵抗に負けてヘッドスピードが落ちる事でボールが前に飛ばない事。
そこで重要になるのがソール形状。
ハイバウンスや幅広ソールのモデルは、ヘッドが手前に入っても砂を爆発させながらボールを飛ばしたり、砂の抵抗が少なくヘッドがスピーディーに走るモデルがあります。
これらの条件を備えたモデルのサンドウェッジを使えばバンカーから簡単に脱出できる。
バンカーでやさしいSWは2タイプ
砂の爆発で出すサンドウェッジ
打ち込み型のスイングタイプのゴルファーに合ったSWです。
打点が多少ズレてもボールが飛ばせるます。
ヘッドを鋭角に打ち込んで、砂の爆発と一緒にボールを飛ばすタイプのSW。
ソールの弾きが強く砂の抵抗が強いので、ある程度パワーがあれば
打点がズレてもミスにならないやさしさがある。
抜けのよさで出すサンドウェッジ
払い打ちのスイングタイプのゴルファーに合ったSWです。
砂の抵抗が少なく、スピードが落ちない。
払い打ちのイメージで打てば、砂を薄く取りながら
ヘッドがスピーディー抜けてボールを飛ばすタイプのSW。
砂の抵抗が少なく、パワーがなくてもヘッドが走ってボールを飛ばしてくれる。
C-030 フォーティーン
爆発タイプ
ソールの深い溝がヘッドを持ち上げてミスにならない。
一番の特徴は真ん中に深い溝が入ったキャニオンソール。
リーディングエッジ側のソールが砂の中に滑り込み、
後ろ側のソールが砂を弾いてヘッドを持ち上げてくれる。
多少ヘッドがボールの手前に入ってもミスにならないやさしさ満点のウェッジ。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
エンゲージウェッジ トゥスィープソール ナイキ
抜け
トゥ側の重さを利用してやさしくボールを飛ばせる。
ソールのトゥ側にボリュームがある独特の形状で、
トゥ側の重さを感じながらヘッドが自然とターンする。
その分、ヘッドが走って砂の抵抗に負けずに抜けてくれるし、
フェースが返る力で飛ばせるので、アゴまで距離があっても脱出できる。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
◎ | ○ | △ | ◎ | ○ |
588RTX2.0CB クリーブランド
爆発
悪いライでも威力を発揮する幅狭ハイバウンス
フェース面積が広くて構えた時に安心感がある。
ソールはやや幅狭のハイバウンスで、ヘッドがボールの下にスッと入ったあとに、
バウンスが砂を弾いてボールを飛ばしてくれる。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
◎ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
マックダディPMグラインド キャロウェイ
爆発
晩夏からのスピンがかかる操作性の高さが魅力。
トゥ側にボリュームがあってフェースを開きやすい形状。
またフェース全面に溝が入っていて、トゥ側の溝を使ってバンカーからスピンをかける事も出来る。
ソールはトゥとヒールを落としているが、真ん中のくぼみ部分が砂を弾いてボールを飛ばしてくれる。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
SSウェッジ マジックマリガン リンクス
爆発
ヘッドを打ち込むだけでOKの超幅広ソール
バウンス角がしっかり付いた超幅広ソールで、爆発力の強さはトップクラス。
グースネックのイメージ通りスクエアに構えて、
ボールの手前に打ち込むだけで簡単に脱出できる。
きれいに振り抜こうとするとソールが弾かれるので要注意。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
○ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
アイ2 コージ ウェッジ ピン
爆発
抜け
打ち方や状況を選ばず打てる万能ウェッジ
真ん中にくぼみがある幅広ソールで、打ち込むと砂の爆発を使えて、
払い打つとスパッと抜けてくれる万能タイプ。
グースネックでハンドファーストに構えやすく、
スクエアに構えて打っても簡単に脱出できるし、フェースを開いても打てる。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
SM5Kグラインド タイトリスト
抜け
オートマチックにヘッドが抜ける砂専用のボーケイ
ボーケイウェッジならではのシャープな顔だが、
幅広ソールが砂の上を滑る感覚があって非常に抜けがいい。
フェースを開かず、スクエアからクローズに構えてアプローチ感覚で打てば、
オートマチックに同じ高さの球でバンカーから脱出できる。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
△ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
ドルフィンウェッジ セミグースネック キャスコ
抜け
フェースを開けばソールが滑ってやさしさが倍増
ソールのヒール側が幅広になったローバウンスモデル。
フェースを開いて打つとヒール側のバウンスが効いて、
砂の上を滑るように抜けてくれる。
また、今までのドルフィンよりもグースネックになっていて、
左足体重で打ち込みやすくなっているのも特徴。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
トライプリンシプルウェッジ ヨネックス
抜け
抜けのよさと球の上がりやすさがトップクラス
ヘッド形状は特殊だか、フェースを開いて打つと砂の抵抗を感じない位スパッと抜ける。
カーボンシャフトで、ヘッドスピードが遅めの人でもヘッドを走らせられるし、
球が高く上がるのでアゴが近かったり、ピンまでの距離が近い場面で威力を発揮する。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
KSウェッジ ゼロバンスWF マルマン
抜け
ラウンドソールで打ち込んでも払っても抜けがいい。
ソールの全面にラウンドがついた幅広ソールのローバウンス。
リーディングエッジの角を削り落としているので、
打ち込んでも払っても刺さらず抜けてくれる。
また、砂を取る量によって球の高さや距離感を打ち分けられる操作性の高さもある。
目玉 | 左足下り | アゴ近 | フカフカ | 硬い砂 |
○ | ○ | ◎ | △ | ◎ |
松山英樹 クラブセッティング 飛距離やアイアンショットを支える14本のクラブ
ドライバー
SRIXON(スリクソン)ZR-30プロトタイプ
ロフト角/9.5度
シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI-8
フレックス/X
長さ/44.75インチ
バランス/D3
ドライバーは7年前のモデルを使用している様です。
ヘッドが小ぶりなドライバーが好みの様です。
そして男子プロには珍しく、フックフェースで
つかまりの良いドライバーを好んで使っています。
もう1つの特徴はシャフトは短めのものを使っている点です。
フェアウェイウッド
PIN(ピン)G-25
ロフト角/15度(3W)
シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI-8
フレックス/X
長さ/42.5インチ
かなりヘッドがシャローなフェアウェイウッドです。
打感がソフトで高いボールが打ち易いクラブです。
特徴だけを見てみると、アマチュアが使う優しいクラブと大差がありません。
ユーティリティー
SRIXON(スリクソン)Z・U45
ロフト角/18度(#2)
シャフト/ダイナミックゴールド S400
フレックス/X
長さ/42.5インチ
これはアイアン型のユーティリティーでアマチュアで使っている人は
少ないと思います。
一見すると完全にアイアンです。
しかし、細部を見るとソール幅が広く、ネックは短いです。
ヘッドも大きいので、構えてみて初めてユーティリティーと感じるかもしれません。
アイアン
SRIXON(スリクソン)Z945 3~9番+ピッチングウェッジ
シャフト/ダイナミックゴールド S400
フレックス/X
昨年発売されたモデルのマッスルバックのアイアンです。
ネックが長く、リーディングエッジが削られているのが特徴で、
かなり「抜け」の良いアイアンではないでしょうか?
非常に操作性の高いアイアンです。
ウェッジ
クリーブランド588RTX2.0 プレシジョンフォージド
ロフト角
50°-10°
56°-10°
60°-12°
シャフト/ダイナミックゴールド S400
※56°のみX100
フレックス/X
このウェッジは松山プロ自信が監修しているクラブだそうです。
フェースの溝の端の角度を小さくしてスピン性能を高めています。
トウの下を削っていてカットに打つイメージのウェッジです。
松山プロの特徴として、全てバウンスが10°以上のハイバウンスを使用しています。
パター
スコッティキャメロン タイムレスGSS(ジャーマンステンレススチール)プロトタイプ
硬さより重さを重視 アマも参考になるクラブセッティング
松山英樹プロのイメージは300ヤード超のドライバーショットに加え、
ショートゲームとパッティングが上手いという人も多いのではないでしょうか?
我々一般のアマチュアにはとても参考にならないクラブセッティングと
お思いではないでしょうか?
しかし、意外とドライバーは優しいクラブを使っています。
松山プロくらいのパワーだと、もっとハードなクラブで曲りを抑えるクラブを使用しても良さそうですが、つかまりの良いドライバーを使用して、スイングでつかまり過ぎないように逃がしているのでしょう。
そして、アイアンでは硬いシャフトを使うより重いシャフトを使って、
「しなり」を重要視している様です。
3本のウェッジはショートゲーム巧者の彼のプレーを支えている原動力とも言えます。
アマチュアゴルファーが松山英樹プロのクラブセッティングを
参考に出来る点としては
・難しいクラブを抜いて、ウェッジを増やす。
・難しいクラブを無理に使おうとしない
・硬さに拘らず、スイングに合ったシャフトを利用する
といった所ではないでしょうか?
一番飛ぶドライバーはどれだ?飛距離・スペックを徹底比較2015検証
2015年モデルのドライバーで飛ぶと評判のドライバー16本を
スペック&3名のテスターの飛距離で徹底比較します。
ミズノ:JPX850
優しさと力強さを兼ね備える。
ディープフェース&低重心で、スピンを抑えた
強い球が飛び出す。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:312g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 220.9g | 重い |
重心距離 | 39.5mm | やや長い |
重心深度 | 38.2mm | 深い |
フェース高さ | 59.6mm | ディープ |
スイートスポット高 | 35.7mm | 標準 |
低重心率 | 60.0% | 低重心 |
ネック軸回りMI | 6579g㎠ | やや小さい |
テスター平均飛距離 | 248.5ヤード |
本間ゴルフ:TW727 455s
安定したキャリーで飛ばせる。
重心が『深・長』で、でヘッドが緩やかに返って
高く真っ直ぐ飛ぶ。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:313g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 196g | 標準 |
重心距離 | 40.5mm | 長い |
重心深度 | 39.4mm | 深い |
フェース高さ | 57.4mm | ややディープ |
スイートスポット高 | 36.5mm | やや高い |
低重心率 | 63.6% | 低重心 |
ネック軸回りMI | 7636g㎠ | 大きい |
テスター平均飛距離 | 252.9ヤード |
フォーティーン:ゲロンディーCT315
飛ぶ要素がふんだんに詰まっている。
構えた時は大きく見えないが、
重心は深めで球が上がりやすい。
ロフト角:9度
クラブ長:47.75インチ
クラブ重量:305g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 190.4g | 軽い |
重心距離 | 41.7mm | 長い |
重心深度 | 37.7mm | やや深い |
フェース高さ | 53.4mm | シャロー |
スイートスポット高 | 35.6mm | 標準 |
低重心率 | 66.7% | 高重心 |
ネック軸回りMI | 7065g㎠ | 標準 |
テスター平均飛距離 | 254.2ヤード |
グローブライド:オノフ赤
上がりやすい・曲がらない・つかまる。
球の上がりやすさ、捕まりやすさ、
芯の広さと多くの項目でトップクラスのドライバー。
ロフト角:10度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:302g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 192.6g | 軽い |
重心距離 | 36.2mm | やや短い |
重心深度 | 38.0mm | 深い |
フェース高さ | 54.1mm | ややシャロー |
スイートスポット高 | 34.9mm | 標準 |
低重心率 | 64.5% | 標準 |
ネック軸回りMI | 6460g㎠ | やや小さい |
テスター平均飛距離 | 244.4ヤード |
プロギア:iDナブラRED
楽に振れて楽に飛ぶシニアモデル。
重心の深さ&高さでキャリーが稼げる。
ヘッドが軽くて振り抜きやすい。
ロフト角:10.5度
クラブ長:46インチ
クラブ重量:272g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 182.9g | 極軽 |
重心距離 | 40.8mm | 長い |
重心深度 | 41.6mm | 深い |
フェース高さ | 56.3mm | 標準 |
スイートスポット高 | 37.2mm | 高い |
低重心率 | 66.1% | 高重心 |
ネック軸回りMI | 7411g㎠ | 大きい |
テスター平均飛距離 | 247.4ヤード |
ヤマハ:リミックス02
ハイドローが打てる重心設計
球が上がりやすい事に加えて「短重心」で
つかまりやすさも十分。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:300g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 196.8g | 標準 |
重心距離 | 34.5mm | 短い |
重心深度 | 37.1mm | やや深い |
フェース高さ | 57.0mm | ややディープ |
スイートスポット高 | 35.4mm | 標準 |
低重心率 | 62.1% | 標準 |
ネック軸回りMI | 6272g㎠ | 小さい |
テスター平均飛距離 | 251.1ヤード |
テーラーメイド:グローレF
優しいだけでなく操作性も◎
ヘ ッドスピードが速くなくてもスピンが確保できて、
安定したキャリーが出る。
ロフト角:10度
クラブ長:46インチ
クラブ重量:293g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 194.1g | やや軽い |
重心距離 | 40.7mm | 長い |
重心深度 | 36.0mm | 標準 |
フェース高さ | 56.9mm | 標準 |
スイートスポット高 | 37.9mm | 高い |
低重心率 | 66.6% | 高重心 |
ネック軸回りMI | 6471g㎠ | 小さい |
テスター平均飛距離 | 240.5ヤード |
ピン:G30LSテック
ロースピンでストレートにデカく飛ばす。 重心は深いが、ノーマルモデルに比べれば浅めでスピンが少ない
ロフト角:9度
クラブ長:45.75インチ
クラブ重量:312g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 204g | 極重 |
重心距離 | 43.9mm | 極長 |
重心深度 | 41.5mm | 深い |
フェース高さ | 60.0mm | 超ディープ |
スイートスポット高 | 35.5mm | 標準 |
低重心率 | 5932.0% | 低重心 |
ネック軸回りMI | 8690g㎠ | 極大 |
テスター平均飛距離 | 250.9ヤード |
ナイキ:ヴェイパーフレックス
ライナーで突き進む極重ヘッド。
深重心が目立つ中では数少ない「標準深さ」。ボールが前に行く。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45インチ
クラブ重量:316g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 206g | 極重 |
重心距離 | 41.5mm | 長い |
重心深度 | 36.6mm | 標準 |
フェース高さ | 54.5mm | ややシャロー |
スイートスポット高 | 36.3mm | やや高い |
低重心率 | 66.6% | 標準 |
ネック軸回りMI | 7196g㎠ | やや大きい |
テスター平均飛距離 | 245.7ヤード |
タイトリスト:915D3
アスリートがガツンと叩ける! 重い、長い、深いの外ブラを代表するヘッド。
パワフルに飛ぶ。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.25インチ
クラブ重量:326g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 202.5g | 重い |
重心距離 | 40.7mm | 長い |
重心深度 | 39.4mm | 深い |
フェース高さ | 59.2mm | ディープ |
スイートスポット高 | 36.9mm | やや高い |
低重心率 | 62.3% | 標準 |
ネック軸回りMI | 7593g㎠ | 大きい |
テスター平均飛距離 | 243.9ヤード |
スリクソン:Z545
標準的な中にも優しさがある。
全体的にオーソドックスで、幅広い層が打ちこなせるアスリートモデル。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45インチ
クラブ重量:307g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 201.6g | 重い |
重心距離 | 38.7mm | 標準 |
重心深度 | 37.2mm | やや深い |
フェース高さ | 55.7mm | 標準 |
スイートスポット高 | 34.4mm | 標準 |
低重心率 | 61.8% | やや低重心 |
ネック軸回りMI | 6961g㎠ | 標準 |
テスター平均飛距離 | 253.2ヤード |
プロギア:iDナブラRS01
クセがなくて振りやすく、力強く飛ぶ。
バランスの取れた、低・深重心のディープフェースで、
強い球が飛ぶ。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.25インチ
クラブ重量:305g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 196.5g | 標準 |
重心距離 | 37.2mm | 標準 |
重心深度 | 39.5mm | 深い |
フェース高さ | 58.2mm | ディープ |
スイートスポット高 | 35.3mm | 標準 |
低重心率 | 60.7% | 低重心 |
ネック軸回りMI | 7023g㎠ | 標準 |
テスター平均飛距離 | 256.1ヤード |
マルマン:マジェスティロイヤルブラック
優しさに叩ける要素をプラス。
アスリートも飛ばせる「黒いマジェスティ」
従来の優しさも備える。
ロフト角:9.5度
クラブ長:46.5インチ
クラブ重量:296g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 190.3g | 軽い |
重心距離 | 38.2mm | 標準 |
重心深度 | 37.3mm | やや深い |
フェース高さ | 58.5mm | ディープ |
スイートスポット高 | 36.3mm | やや高い |
低重心率 | 62.1% | 標準 |
ネック軸回りMI | 6959g㎠ | 標準 |
テスター平均飛距離 | 255.9ヤード |
テーラーメイド:R15 460
浅くて低い重心により前へ前へ。
低・浅重心によってロースピンの球に。
大型ながら操作性も良い。
ロフト角:10度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:312g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 203.5g | 重い |
重心距離 | 40.0mm | 長い |
重心深度 | 33.4mm | 浅い |
フェース高さ | 54.6mm | ややシャロー |
スイートスポット高 | 33.4mm | 低い |
低重心率 | 61.2% | やや低重心 |
ネック軸回りMI | 6243g㎠ | 小さい |
テスター平均飛距離 | 238.1ヤード |
ブリヂストンゴルフ:J715B5
低スピンのライナーでランも稼げる。
445ccと小ぶりで浅重心のロースピンヘッド。
操作性にも優れる。
ロフト角:9.5度
クラブ長:45.5インチ
クラブ重量:305g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 195.9g | 標準 |
重心距離 | 30.9mm | 極短 |
重心深度 | 32.4mm | 浅い |
フェース高さ | 57.3mm | ややディープ |
スイートスポット高 | 34.6mm | 標準 |
低重心率 | 59.6% | 低重心 |
ネック軸回りMI | 5051g㎠ | 極小 |
テスター平均飛距離 | 254.3ヤード |
キャロウェイ:XR
優しく安定して飛ばせる。
深めの重心と高めのスイートスポット高でキャリーが稼げる。
球がつかまりすぎない。
ロフト角:9.5度 クラブ長:45.5インチ クラブ重量:299g
項目 | 数値 | 相対性 |
ヘッド重量 | 195.5g | 標準 |
重心距離 | 40.0mm | 長い |
重心深度 | 37.8mm | やや深い |
フェース高さ | 57.5mm | ディープ |
スイートスポット高 | 36.7mm | やや高い |
低重心率 | 63.8% | 標準 |
ネック軸回りMI | 7150g㎠ | やや大きい |
テスター平均飛距離 | 250.7ヤード |
各ドライバーのスペックデータの解説。
重心距離
シャフトの中心線からヘッドの重心までの長さ。
これが短いとヘッドをターンさせやすく球がつかまりやすい。
長いとヘッドが緩やかに返って球が引っかかりにくくなる。
重心深度
重心が深い程、インパクトでヘッドのお尻が下がってロフトが寝るので、
球が上がりやすくなる。
重心が浅いと、球の高さやスピン量が抑えられて吹き上がらない。
フェース高さ
フェースが高いほど『ディープ』
小ぶり見えて、スピンを抑えた力強い球が出やすい。
低いほど『シャロー』
投影面積が大きくなりボールが上がりやすい。
低重心率/スイートスポット高
低重心率が小さくて(低重心)スイートスポットが低いほど、
縦のギア効果による「高打出し&低スピン」の球が出やすくて、
力強い弾道を飛ばせる。
ヘッド重量
ヘッド重量が重いほど、インパクトの衝突エネルギーが大きくなって
「重い球」が飛ばせる。
ヘッドが軽いと、速く振り切れるのでヘッドスピードが上がりやすい。
ネック軸回りMI
ヘッドを返しやすいか、返しづらいかを表す。
この数値が小さいほどフェースローテーションがしやすくて、
ボールをつかまえたり球筋を操ったりしやすくなる。
2015年パター人気ランキング オデッセイワークス2-ボールファングがぶっちぎり
今本当に売れているゴルフギアはコレ!
(パター編)
順位 | パター名 | メーカー名 |
1 | オデッセイワークス | キャロウェイ |
2 | スコッツデール | PIN(ピン) |
3 | オデッセイ ホワイトホットプロ | キャロウェイ |
4 | スコッティ・キャメロン セレクト14 | アクシネットジャパンインク |
5 | ケーデンスTR | PIN(ピン) |
6 | オデッセイデュアル フォースクラシック | キャロウェイ |
7 | スコッティ・キャメロン フォーチュラX5 | アクシネットジャパンインク |
8 | カーステンTR | PIN(ピン) |
9 | アークワン | テーラーメイド |
10 | アークワン ツアー | テーラーメイド |
長年、パター市場での最大シェアを長年維持する『オデッセイ』だが、
その2015年モデル『ワークシリーズ』もシェアでは2位にダブルスコアの
大差をつけてトップとなっている。
オデッセイシリーズは1つのシリーズで複数のヘッドが販売されるが、
今回の『ワークシリーズ』では、『2-ボールファング』が
すば抜けて高いシェア率を記録。
昔の『2・ボールパター』とはヘッド形状は異なっているが、
現在のパター市場でも、やはり2ボールが強い。
上位モデルを見てみると、
『オデッセイ』
『スコッティ・キャメロン』
『PIN(ピン)』
の3ブランドが上位8位までを独占する状態だが、
その中でもランキング4位の
『スコッティ・キャメロン セレクトシリーズ14』は、
平均実売価格は約4万円前後とずば抜けて高い点が注目である。
その値段でも、ジワジワとシェアを上げている事からも、
現在のゴルファーは「価格(安さ)」だけではない
付加価値を求めているのだと思う。
また、最近は専門店や工房を中心に「ベノック」などの
超高級価格帯に属するパターが好調だという。
不景気と言われるゴルフ市場ではあるが、
パターだけは「高くても売れる時代」が続いているといえるだろう。
人気の秘密は? 1位のメーカーに聞いてみた
特に『2-ボールファング』は好調です。
従来の『2・ボール』よりアライメント部分を軽量化して
「余った重量」をヘッド外周に配置しています。
その効果でより安定した転がりを実現しました。
今後の展望は?
トップダウンの影響が・・・・
これまでパターの人気は、トッププロが異形状のマレットパターを
使用する事で、「そのモデルが大ヒットする」という
流れがあったが、近年はプロが異形状のマレットパターを
使用する事は、もはや「驚き」ではなくなり、
トップダウン効果も薄れつつある。
イ・ボミのクラブセッティングはウッドの統一とアイアンのカーボンシャフトがポイント
ドライバー
ツアーワールドTW727 455(本間ゴルフ)
ロフト角/10.5度
シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R
本間ゴルフの『TW727』シリーズのドライバーは、
ヘッド体積が430㎤・455㎤・460㎤の3タイプがあるが、
イ・ボミが愛用するのは455㎤。
また、市販品はウエイトがヒール側とセンター側の2箇所にいるが、
イ・ボミのドライバーは1箇所のみの専用モデル。
フェアウェイウッド
3W
ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)
ロフト角/15度
シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R
5W
ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)
ロフト角/18度
シャフト/ウィザードYA55
フレックス/R
2本のフェアウェイウッドも『TW』の2014年モデルで、
シャフトはドライバー3番ウッド、5番ウッドともに
重さも同じ「YA55(R)」で統一している。
ウッドシャフトの「ウィザードYA」は先調子で
先端の動きが大きい、いわゆる弾き系のタイプ。
シャフトで飛ばすクラブですね。
ユーティリティー
ツアーワールドTW717(本間ゴルフ)
ロフト角/21度
シャフト/ウィザードUT650
フレックス/SR
アスリートモデルとして開発された小型のユーティリティーで、
こちらも、ドライバー・フェアウェイウッドと同じ『TW』シリーズ。
これを4番アイアンの代わり愛用。
アイアン
ツアーワールドTW727Vn(本間ゴルフ)
シャフト/ウィザードIB85
フレックス/SR
5番アイアン~10番アイアン
マッスルバック・ハーフキャビティー・キャビティー・
ポケットキャビティーの4形状をラインナップしている
『TW27』シリーズの中からハーフキャビティーの『Vn』を愛用。
シャフトはスチールではなく、こちらも本間ゴルフ純正カーボンシャフトの
『ウィザードシリーズ』を使用。
ウェッジ
ツアーワールドTW-W(本間ゴルフ)
ロフト角/48度
ボーケイデザイン SM5ウェッジ(タイトリスト)
ロフト角/52度
バウンス/08度
ロフト角/58度
バウンス/07度
パター
オデッセイ ホワイト・ライズiX#1SH
ロフト角/3度
長さ/33インチ
2013年頃シーズンから長く愛用していているパターで、
ヘッドはほぼ市販品と同じだが、ソール全体に鉛を貼り、
重量アップによる”安定感”を出している。
ウッドの統一が好調の秘訣
第1回目ですが、女子プロのクラブセッティングをご紹介します。
男子プロに比べて、女子プロはウッドを中心に14本を構成しています。
特にイ・ボミ選手はドライバー、3番ウッド、5番ウッド、ユーティリティーまでが
同じツアーワールドシリーズで統一されています。
(ドライバー以外は前年モデル)
コレだけ統一感を出すと、同じリズムで打ちやすくなるので、
「ドライバーは良いけど、FWはダメ」という事が少なくなります。
アマチュアゴルファーも是非参考にして欲しいですね。
また、注目はドライバーから5番ウッドまでシャフトも同じです。
『ウィザードYA55-フレックスR』
メーカーやモデルだけでなく、フレックスも重さも同じ物で統一されています。
今までクラブセッティングの常識として、
シャフトはドライバーが一番軽くて、3番、5番と少しずつ重くするのが正しい。
とされてきましたが、最近はイ・ボミ選手の様に同じ重さで揃える選手が、
特に女子プロには増えてきましたね。
というのも、ドライバーはティーアップして打ちますが、
フェアウェイウッドは地面にあるっボールを打つので、
少しでも「振りやすいクラブ」にしたいという狙いからです。
あとアイアンを5番アイアンからにしたり、今時のストロングロフトとアイアンと
「つながりが良くなる」ように48度のウエッジを入れるなど、
ウッドの統一感や、シャフトの選び方まで、全てがアマチュアに参考になる。
「優しさ重視のクラブセッティング」
このままでの14本でも、十分アマチュアの武器になると思います。