人気アイアンシャフトのしなりを徹底比較!
打ち方をマスターしたあとは
自分に合うシャフトで理想のしなりを作ろう!
飛距離が足りない人は「手元しなり」、高さが足りない人は「先端しなり」。
それぞれの場所でしなりやすいシャフトを選ぶことが重要。
そこで、人気のアイアンシャフトを打ち、
理想のしなりが作れるシャフトの性能を徹底検証。
切り返しでしなってタメが作れる5本
切り返しでしなる・・・切り返しで「順しなり」を作りやすいのは、
手元側にしなるポイントがあるシャフト。
手元側がしなり、しなるポイントが早いシャフトを5本紹介します。
日本シャフト N.S.PRO モーダス3 TOUR120
114g(S)
適正HS 41-46m/s
手元 先
コントロール性の高さがアスリート人気の中量級スチール
手元側がスムーズにしなって切り返しで間を作り、
先端の硬さで軌道をコントロールできる。
ツアープロにも人気のシャフトで、挙動はダイナミックゴールドに似ているが、
重量が軽い分、より軽快に振れるのが特長。
フジクラ MCI90
94g(S)
適正HS 40-45m/s
手元 先
カーボンの振りやすさとスチールの力強さが合体
先端部分に金属がコンポジットされたカーボンシャフト。
カーボンならではの軽快なしなり感と飛距離性能の高さがある中で、
スチールのようなコントロール性の高さと、
分厚くて力強いインパクトを体感することができる。
三菱レイヨン OT アイアン95
99g(S)
適正HS 40-44m/s
手元 先
しなやかな挙動にしっかり感が加わったスチールライクなカーボン
特殊なシート製法で、しっかり感としなやかな挙動を実現した
スチールライクなカーボンシャフト。
また、先端部分がしっかりしていて球のバラつきが少ないわりに
打ちだしが高いのも特長。スチールからの移行がスムーズにできる。
島田ゴルフK's-TOUR Lite
106g(S)
適正HS 40-44m/s
手元 先
クセのない挙動でどんなタイプの人にでも合う中量級スチール
オーソドックスな中量級スチールで、シャフトの挙動にクセがなく、
どんなタイプの人でも違和感なく打てる。
また、軽量スチールよりもしっかり感があるのに
硬すぎる感じがなく、気持ちのいい振り抜きで高弾道ボールが打てる。
先端のしなりでボールを高く飛ばせる5本
フォローでしなる・・・インパクト後の「逆しなり」を作りやすいのは、
先端側にしなるポイントがあるシャフト。
インパクト後にシャフトが一番しなる場所は、
加速したヘッドによって負荷がかかる先端側。
よって、先端側の剛性が低いシャフトで打てば、
「逆しなり」によってフェースが上を向き、高弾道ボールが打てる。
トゥールテンパー XP95
102g(S200)
適正HS 38-43m/s
手元 先
強烈な弾きとしっかり感で安定して飛距離アップできる
100g前後という軽量ながら、アスリートも使えるしっかり感と弾きの
強さが特長。ダウンスイングで中間から先端がシャープにしなって、
インパクトでボールを力強く弾き飛ばしてくれる。また、方向性もよく
安定して飛距離アップできる。
FST KBS C-Taper 95
100g(S)
適正HS 41-45m/s
手元 先
大型ヘッドと相性が良く、安定して高弾道ボールが打てる
独自のステップレス構造で、重さのわりにしっかりとしたフィーリングがある。
速いスイングテンポでシャープに振る人向き。大型ヘッドのアイアンと相性がよく、
安定してスピン量が少ない高弾道のストレートボールが打てる。
トゥールテンパー GS95
103g(S200)
適正HS 39-43m/s
手元 先
速いテンポでしっかり振れる、軽&硬系スチールシャフト
手元側がしっかりしていて、シャープな振り心地が特長。
速いテンポで振っても頼りなさがなく、中間から先端がしなって
オートマチックにつかまりのいい高弾道ボールが打てる。
同じ重量帯の中でも適正ヘッドスピードはやや早め。
USTマミヤ アッタスアイアン
64g(60S)
適正HS 36-41m/s
手元 先
シャフトのしなりパワーで飛距離アップが期待できる
見た目はスチールっぽいが、カーボンのメリットを
最大限生かした飛距離アップモデル。
シャフトの中間から先端が大きくなってボールを弾き飛ばしてくれるし、
インパクトのタイミングを取りやすいので方向性も安定する。
グラファイトデザイン TourAD AD-75
80g(#7・S)
適正HS 39-45m/s
手元 先
飛距離とコントロール性に優れた、アスリート系カーボンシャフト
女子プロやトップアマにも好評の、飛距離とコントロール性に優れた
アスリート系カーボンシャフト。
重さのわりに頼りなさがなく、先端が走ってラクにボールがつかまる。
上から打ち込むよりもスインガータイプの人と相性がいい。
シャフト全体のしなりで手打ちスイングが直る3本
テークバックのしなりで手打ちを防ぐ。
そのためには、右腰始動!右腰で始動するとシャフトがしなる。
テークバックで右腰、腕、クラブの順番に動いていくとシャフトが逆しなりするのがわかる。
手打ちスイングがなかなか直らない人は、シャフト全体の剛性が低く、
誰でもテークバックのしなりを感じられるシャフトを使えば、
右腰始動の正しいスイングが覚えられる。
日本シャフト N.S.PRO ゼロス7
77.5g(S)
適正HS 33-40m/s
手元 先
最軽量スチールの大きなしなり
スチールシャフトの中では、断トツでしなりが大きい最軽量モデル。
しかし、インパクトで当たり負けしたり、
スイング中にシャフトがつぶれる感じがなく、しっかりと飛ばせる。
日本シャフト N.S.PRO 950GH
98g(S)
適正HS 37-42m/s
手元 先
軽量スチールのパイオニア
シャフト全体が柔らかい中で、中間から先端がしなってボールを
つかまえてくれるベーシックモデル。
誰でも使えるクセのなさがあるが、ゆっくり払い打つ人にピッタリマッチする。
ムジーク ランバックスバンブー プレミアム
88.5g(#7・S)
適正HS 35-42m/s
手元 先
ぶっ飛びを追及した高額カーボン
ドライバーのシャフトのように大きな挙動を感じる
ぶっ飛び系アイアンカーボンシャフト。
タメとしなり戻りが大きい個性的なモデルで、飛距離の高さが折り紙つき。