ジョーダンスピースのクラブシャフトは日本で知られていないシャフトメーカー
アルディラ
日本人になじみのないNO1シャフト!
あのトッププロもアルディラ愛用!
米ツアーでしか取材できないギアと言えば、やはりシャフト!
日本ツアーでは見かけないレアモノがたくさんあったぞ!
日本ツアーとは、主役が違う米ツアーのシャフト
すべてのゴルフギアの中で、最も米国と日本ツアーで、人気モデルが
異なるのはシャフトではないだろうか?日本ツアーでは国内メーカーで
あるグラファイトデザイン、フジクラが主流だが、米国ではツアー使用率
1位を誇るアルディラや、多くのトップ選手がアイアンシャフトで使う
KBSなどの米国メーカーが高いシェアを誇っているのだ。
特にアルディラは日本ではまだ知名度は低いが、ジョーダン・スピースや
リッキー・ファウラーら人気選手が使っている。そんなアルディラでは
「グラフィン レインフォースドTP」という新素材を使ったモデルが注目
されている。逆輸入で大ヒットした「KUROKAGE」のように、日本発売が期待
されるモデルだ!
プロジェクトXハザース・トゥルーテンパー
シャフトには「HAND CRAFTED」の刻印があるとおり、サンディエゴ州で
1本1本、職人が仕上げている「プロジェクトX HZRDUS」。
ツアー会場では65g、75g、85gのラインナップを確認。
飛びのイエロー、安定のブラック!(サイモン・ウィルソン/トゥールテンパー)
「イエローとブラックの2タイプがあり、イエローはカウンターバランスでの飛距離アップが特徴。ブラックはちょっと硬めで、安定した方向性が魅力だよ」
ダイナミックゴールドAMT・トゥルーテンパー
アイアンシャフトの注目度NO.1と言えば「ダイナミックゴールドAMT」だ。
タイトリストの新作アイアン「716シリーズ」にも採用されており、要チェックだ!
すでに、米ツアーでトップ選手が「AMT」に!(クレイグ・ニコラスさん/トゥールテンパー)
「新しい【AMT】をアダムス・スコット、ジミー・ウォーカーが使っているし、大好評。
この【プロジェクトX LZ】にもスピンを適正にする新技術を採用しているよ」
キヨシ オーバン・オーバン
このメーカーは米国では人気モデル。特にKIYOSIシリーズは、「ブラック」「ホワイト」
「パープル」「ゴールド」「ツアー」などのラインナップがある。この写真は、プロトタイプ。
フューリックもキヨシで絶好調!(リック・パージック/オーバンシャフト)
「このプロトタイプは、手元側に重心があるハイバランスのシャフトだよ(日本で言うと、元調子)。
かなり安定感があるし、すでに米ツアーでもジム・フューリックは使っているよ」
モーダス3ツアー105・日本シャフト
軽いけど、当たり負けしないタフなヤツ
スピン量、打ち出し角、飛距離のバラつきのないモーダス
51歳になった今もシニア、レギュラー両ツアーで活躍するデービス・ラブⅢ。
彼はつい最近までモーダスを使用していたが、その理由に「シャフトの安定感」を挙げていた。
「モーダスは、トラックマンで徹底的にデータを取ったら、どのシャフトよりも安定感があったんだ。
以前は打ってみて、推測しながらシャフトを選んでいたものだけど、今はその”ゲスワーク”は必要ない。
数値を重視してドンピシャに選べるようになった。スピン量や打ち出し角、飛距離などを正確に把握した結果、モーダスがベストだったんだよ。」
以前は他社のシャフトを使用していたツアープロも、モーダスに切り替える人が増えていると聞く。
高い直進性と距離の安定感、強い弾道、心地よいフィーリングを「軽さ」とともに実現したというモーダス3ツアー105。
「球が弱く、方向性がイマイチ、頼りない」という印象もあった軽量シャフトだが、
新モーダスは頼りがいのあるタフなヤツとツアーで人気急上昇中だ。
・種類
R(重量103g、元調子、トルク1.9度)
S(重量106.5g、元調子、トルク1.7度)、
X(重量112g、元調子、トルク1.6度)
・価格/1本5000円(税別)
8月30日(土)に発売されたばかりのアイアン専用シャフト
「MODUS 3 TOUR105」。
だが、数ヶ月前から米ツアーのプロたちはこのプロトタイプを使用していた。
「安定感があって、フィーリングがいい」と評判のこのシャフトの真価をPGAツアーの皆さんに直撃!
キャロウェイ グレートビッグバーサでドライバーの飛距離が20ヤードアップ?
ゴルファーにはまだ20ヤードも伸ばせる可能性が残っている
アベレージゴルファーの多くは、本来ここまで飛ばせるという飛距離よりも、
約20ヤード飛ばせていないという事実がある。
それはドライバーの打ち出し条件がしっかりと整っていないことが大きな原因。
そのロスをなくし、無駄なく本来の飛距離を引き出すのが、新しいグレートビッグバーサ。
GREAT BIG BERTHA グレートビッグバーサ ドライバー
あなた本来の飛距離はそんなもんじゃない
目指したのは「100%の飛び」
多くのゴルファーは、せっかくの最新テクノロジーをまだまだ使いきれておらず、
飛ばせるはずの距離を出していない。
驚くような分析結果を受けてキャロウェイは、誰もが
自分の可能性をフルに発揮する事が出来るドライバーの開発に着手した。
R&D開発責任者のアラン・ホックネルが開発した
「グレートビッグバーサ」
を手に、製作の裏側を語る。
グレートビッグバーサ ドライバー
・ロフト:9.0度/10.5度
・ヘッドサイズ:460cc
・長さ:45インチ
・ヘッド構造:フォージド・コンポジットクラウン+チタンボディ
・価格72000円+税
もしあなたが、今より「20ヤード」飛距離が伸びると言われたら、どう思うだろう?
信じるか?信じないか?
いずれにせよ、実際にそれを示すデータが存在するのは確かだ。
キャロウェイのR&D上席副社長、アラン・ホックネルは、
決して大げさ事を言っている風でもなく、静かに語る。
「毎年1000人以上のゴルファーがキャロウェイのフィッティング施設を訪れますが、
そしたさまざまなゴルファーの協力を得て、普段使っているドライバーとの比較テストをしました。
結果、個人差はありますが、平均で20ヤードも飛距離を伸ばせる事が分かりました。」
最近のドライバーは、かつてないほど進化している。
適切な打ち出し角度で打ち出すことを容易にしたし、ボール初速もアップさせている。
にもかかわらず、まだ自分の可能性を充分に活かせていないゴルファーがほとんどなのだ。
「その為、問題点を徹底的に洗い出し、幅広い層の方に
飛距離を伸ばしてもらえるドライバーを考え始めました。」
キャロウェイが突き止めた問題点は3つ。
まだまだボールスピードが低くて、打ち出し角やスピン量も適正ではなく、
真っ直ぐ飛んでいないという事。
そしてこの3つの課題をクリアすべく開発されたのが、
『グレートビッグバーサ ドライバー』だ。
「2014年に発売した『ビッグバーサ ドライバー』も、
ペリメーター・ウェイティング機能をはじめとして、
色んなレベルのゴルファーに合ったモデルでしたが、沢山学んだこともありました。
そこで、前作にその学んだ部分の改良を加える事で、問題を解決する事にしました。
その大きな改良が自信となり、『グレートビッグバーサ ドライバー』と名付けたのです。」
ヘッド性能の改良と重要な「最後の1ピース」
ボールスピードを高めるために、最新のフェーステクノロジー、
「次世代R・MOTOフェース」を採用。
より高い打ち出し角とバックスピン低減に向けては、
薄肉化されたフォージド・コンポジットクラウンや
ソールに配した約5gの固定式ウェイトなどで、
徹底的な低重心化を図った。
前作は約1年半前のモデルにもかかわらず、低重心化率はなんと25%にも上った。
方向性の面ではペリメーター・ウェイティングに装着されたウェイトを、
前作の8gから10.5gへと増やし、同時にスライドさせるレールの重量も増加。
前作より慣性モーメントが15%改善し、
ペリメーター・ウェイティングのウェイトがどの位置であっても、
常に高い慣性モーメントを維持できるようになった。
しかも特筆すべきは、ウェイトやレールの重量が増えた一方で、
ヘッド全体では前作よりも5g~6gの軽量化を実現している事。
0.5g、いや0.25gでもいいからとヘッド各部を究極まで
細かく見直して達成したこの軽量化は、ヘッドスピードの遅いゴルファーへの
対応にも大きく貢献している。
そして、ホックネルは、飛びを最大化するために重要な
「最後の1ピース」を付け加える事も忘れない。
「改良の結果、たとえ購入時のままの状態で使っても、
充分に飛距離のアドバンテージがあるドライバーに仕上がっていると自負しています。
ですが、このクラブに秘められたテクノロジーを最大限に生かしたいなら、
是非、ロフトやペリメーター・ウェイティングを調整する事をおすすめします。
より自分にフィットさせれば、さらに飛距離が伸びるからです」
ALAN HOCKNELL
1998年にキャロウェイ入社。
R&D(リサーチ&ディベロップメント)カテゴリーの上席副社長を務める。
キャロウェイの研究開発責任者
ペリメーター・ウェイティングの調整はシンプル
基本設定
まずはセンターポジションで
ウェイトをトウ方向へ
フックする傾向⇒より真っ直ぐに
ウェイトをヒール方向へ
スライスする傾向⇒より真っ直ぐに
サイドスピンは400回転軽減・約18ヤードの方向修正が可能
クラブの調整機能は「面倒」「分かりにくい」という人もいるかもしれないが、
グレートビッグバーサはいたって簡単だ。
まず、初期設定のまま打って、弾道を見て下さい。
例えばボールが低い人は、アジャスタブルホーゼルでロフトを多めにします。
そしてスライス傾向の人なら、ペリメーター・ウェイティングのウェイトをヒール側に、
フック傾向の人はトウ側へスライドさせて下さい。
弾道が真っ直ぐに近づきます。
今回のペリメーター・ウェイティングは前作よりウェイト重量が増えたことで、
サイドスピンは最大で毎分400回転減少し、最大18ヤードもの方向修正が可能。
※キャロウェイ調べ
また、前作よりスライドエリアのトウ側を短くし、ヒール側を伸長させつつ、
レール重量も増加したことで、ボールがよりつかまる設計となっている。