ダンロップ ゼクシオ9ドライバーの試打レポート
昨年12月に発売されたゼクシオ最新作の
ゼクシオ9の試打をしてきましたので、
試打の感想を書いていきます。
ゼクシオ9 ドライバーのスペック
ヘッド体積:460㎤
ロフト角:8.5度・9.5度・10.5度・11.5度・12.5度
ライ角:58度
長さ:45.5インチ
シャフト:MP900(R2・R・SR・S) 中調子
バランス:D5(S) D5(SR) D4(R) D4(R2)
クラブ重量:272g(R)
ゼクシオ9 ドライバーを試打した感想
今までのモデルとどこがどんな風に変わっているのか
期待をしたのですが、一見しただけでは分かりませんでした。
持って構えてみると、軽量ドライバーだな~という感じです。
フェースアングルもフックフェースで、いかにも
『つかまりが良さそう』
なドライバーです。
おそらくヘッドスピード35m/s前後の人でも、
しっかりとフェースが戻ってくれそうな感じです。
軽く素振りをしてみると、軽いのにヘッドが効いている感じがします。
一応、シャフトのMP900はスペックでは中調子ということでしたが、
軽く振ってみた感じでは、真ん中というよりやや先の方に
キックポイントがありそうな感じがしました。
雰囲気としては、打つ前から高弾道でつかまるようなイメージが
湧いてくるドライバーです。
実際に打ってみると、ゼクシオらしい音がします。
やや高めの音です。
打感は弾いてる感じにしては、少し柔らかいのかな?
という感じです。
おそらく、弾き系のドライバーで、打音も高いのですが、
思ったよりソフトな打感は好感が持てます。
やはり、想像通り出球が高く、高弾道な球でした。
非常につかまりがいいので、フッカー以外のゴルファーなら
誰が使っても良いパフォーマンスを発揮してくれそうなドライバーです。
ここまででは、今までのゼクシオシリーズと大きな違いは
感じられなかったのですが、球筋に少し特徴がありました。
イメージよりもバックスピン量が少なそうなんです。
高く打ち出して、ロースピンでドロップするような球がよく出ました。
大きくボーンと飛んでいく感じです。
低スピンでドロップする感じですが、打ち出し角は高いので、
キャリーは十分に出ます。
特徴はランです。
今までのゼクシオシリーズと比較すると、ランが出るようになった
ドライバーだと思います。
これだけ、振り抜きやすくて優しく振れるドライバーだから
長いシリーズとして愛されているんですね。
それが良く分かる、非常にクオリティーの高いドライバーでした。