ゴルフクラブセッティングはシャフト選びも重要

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コブラ Fly-Z+の試打結果

コブラ Fly-Z+のスペック

 

コンプを設定ロフト角/弾道調整ライ角スイングウエイト体積
1W 10 58 D3 460cc

 

シャフト

 

コンプを設定製造元/モデル素材レック長さ重量シャフト調子トルク
1W UST MAMIYA / ATTAS6 グラファイト X 46" 65.1g LOW 3.4
1W UST MAMIYA / ATTAS6 グラファイト S 46" 63.5g LOW 3.7
1W UST MAMIYA / ATTAS6 グラファイト SR 46" 61.8g LOW 3.7

 

グリップ

 

製造元/モデル素材重量サイズ
Lamkin 3GEN Crossline 48g 0.600R

 

コブラ Fly-Z+の試打結果

 

リッキーファウラーが使用しているドライバーということで、期待して試打してみました。

 

まず最初に思ったこと。

 

 

重い・・・

 

最近、試打では軽いドライバーを打つ事が多かったので、

久しぶりに自分のドライバーより重いドライバーを握りました。

重量を聞いてみると316g。

これは結構な重さです。

 

構えてみるとヘッドはディープな感じですが、投影面積が大きく

重心距離が長そうな雰囲気。

そして、ノーマルポジションでも構えると少しフェースが開いている様な印象。

 

普通に打ってみると、ライナー系で少し右に出て行きました。

若干フェースが開いてインパクトしたっぽいです。

何回か打って見たんですが、やや右に出る球が多かったです。

そこから左右に曲がらずに、やや右に真っすぐ飛んでいく。

弾道は中弾道といった感じ。

ボールが真っすぐ伸びて行くのを感じました。

あまり曲がらない印象です。

 

ただ、右には曲がります。

左には曲がりにくいです。

フッカーや左のミスが怖い人、フェードヒッターには合ったドライバーかもしれません

 

優しいオートマチックなドライバーと比較すると、弾道も低いし

ややハードな印象。

 

しかし、このドライバーの目玉機能は

重心深度を変えられるフリップゾーンウエイトテクノロジー

ヘッド裏のウエイトを動かしてみました。

ノーマルでは重心が浅い設定。

これを深い重心に変更して打ってみると・・・

 

結構、ボールが上がるようになりました。

打ち出し角も高くなりましたが、スピンも増えてキャリーがしっかり出せるようになったと思っていたんですが、飛距離は重心が浅い方が出ていました。

 

飛距離は自分の使用するドライバーより少し飛ばない位でした。

ですので、私と同じヘッドスピード40m前後の人向けではないのかな?

 

正直、結構ハードに感じて若い人やヘッドスピードが早い人向けだと思います。

 

上手い下手ではなく、ヘッドスピードが早くて、重いクラブをしっかりと振れる人向けです。

私の様な普通の中年には、ちとハードな印象です。

決して優しい部類のドライバーではないですね。

 

若くて、体力や筋力があって、ヘッドスピードは45m/s以上ある人。

ドライバーの弾道が高い人。

フック系のミスが怖いけれど、スライス系のミスはない人。

 

こんな人に合うドライバーだと思います。