ゴルフクラブセッティングはシャフト選びも重要

プロゴルファーのクラブセッティングや最新クラブ・シャフト情報やゴルフクラブ、ギアに関する情報を書いています。

タイトリスト NEW VG3の試打結果

タイトリスト NEW VG3のスペック

 

シャフト タイトリストVG50 タイトリストVG60 KURO KAGE XM50 Speeder 569 EVOLUTION II Tour AD GP-5
ロフト角(度) 9.5 / 10.5
ヘッド体積(cc) 460
シャフトフレック R/SR/S R/SR/S S S S
ライ角(度) 59.5
長さ(インチ) 46 45.5 45.5 45.5 45.5
クラブ重さ(g) 282 288 283 287 286
シャフト重さ(g) 50 60 55 59.5 57
スイングウエイト D2.0 D2.0 D1.5 D2.5 D2.5
シャフトトルク(度) 4.5 3.5 4.9 4.2 4.3
キックポイント 先中調子 中調子

 

タイトリスト NEW VG3の試打結果

いつもの練習場でタイトリスト NEW VG3を試打してきました。

 

最初に言っておきます。

このドライバー、かなりいいです。

 

まず、よく飛びます。

そしてオートマチックな優しさも感じます。

 

ただ、年配の方が使う様な感じのドライバーではありません。

アベレージゴルファーとアスリート系ゴルファーの中間、

もしくは両方の人が使えるようなドライバーです。

 

 

まず、持ってみると今までのタイトリストのドライバーとは

全く違います。

 

軽いです。

聞いてみると、ヘッド重量は200gもないそうです。

なので、シャフトを変えれば長尺化も簡単に出来そうです。

今までのドライバーと比較してかなり軽量化されたドライバーです。

 

構えてみると、ややフックフェースに見えます。

つかまりが良さそうな顔をしています。

 

ヘッドもシャローなヘッドではなくディープフェイスです。

460ccのヘッドですが、ヘッドがよく返ってくれそうな顔をしています。

 

今まで通りの弾道調整機能はありましたが、そのままニュートラルな状態で試打してみました。

 

実際に打ってみると、見た目通りかなりつかまりの良いドライバーです。

見た目と打った時の感覚がリンクしているというのは、非常に重要な項目だと思います。

 

弾道は高すぎず、低すぎず、中断道という感じでした。

ただ、先ほど書いた様につかまりがいいので、弾道がいつもより強く感じてランがよく出ている感じでした。

 

球筋はほとんどがストレートからややドローという球筋になりました。

私は普通に打つと、スライス系の球筋が多いのでドローボールを打ちたい人には、かなり良いドライバーだと思います。

 

つかまりは良いのですが、左へ巻き込む様なダッグフックにならないドライバーです。

私は元々スライサーなので、フッカーの人は弾道調整機能を使えば上手くアジャスト出来ると思います。

 

ドロー系のボールでランが多く出たからか、平均の飛距離が220ヤード程度ですが、10球打った平均飛距離が240ヤードを超えていました。

キャリーとランが10ヤードずつ伸びたような感じです。

 

私のヘッドスピードが43m/s前後なので、ヘッドスピードが40m/s~45m/s位の人にピッタリのドライバーだと思います。

男性のアマチュアゴルファーの多くがこのヘッドスピード40m/s~45m/sに入ると思うので、40代から健康な60代くらいの幅広いゴルファーに合うドライバーだと思います。